5匹の保護猫

我が家では5匹の保護猫が暮らしています。
うち2匹は生後3日頃に保護し、今年の4月に無事1才を迎えました。
このブログでは生後3日から1才までの子猫の成長や、11歳~1才の猫ちゃんたちの日常を写真とともに綴りたいと思っています。

 

はじめのころは特に子猫の成長について書いていく予定です。
生まれたばかりの子猫はへその緒がついたままで、目も耳も全く機能していません。その状態からの子猫育てでした。お世話をするにも今まで保護してきた子たちとは温度管理を含め何もかもが違うため、試行錯誤の連続でとても不安で大変だったことを覚えています。
ここに成長の記録をまとめることで、これから子猫を育てるかもしれない誰かにとってほんの少しでも参考になれば嬉しいです。

子猫を育てる予定のない人にも、小さな子猫が大きく逞しく、可愛いけれどふてぶてしい大人猫になる姿を写真で楽しんでいただければ幸いです。

 

 

何はともあれ、今まさに読んでくださっている皆さんとは初めましてですので、簡単に5匹の家族を紹介したいと思います。

 

まずは初めてお家に迎え入れた女の子、小春です。今年の3月に11才になりました。

 猫 仰向け

 

保護した当初は回虫によりお腹が大きく丸く張っていましたが病院で処方して頂いたお薬により無事に回虫もいなくなり、とても健康になりました。
今は食べ過ぎてお腹が大きくなってしまいましたが、運動は嫌い、ダイエット食も嫌いなので、積極的なダイエットが何一つ上手くいきません。ならば、せめて体重をキープするだけでも…いやいや、あわよくば少しでも減ってくれたらいいな。なんて小さな期待を込めながら、小春のご飯はいつもカロリー表示とにらめっこしながら選んでいます。
ちなみに体重は5.55kgでまさかのゾロ目。約1年間ゾロ目をキープしています。1年間変わらないことを褒めるべきか、減らないことを悲しむべきか…

 

 

次に男の子のクックと女の子のミミです。2匹は兄妹で別のご家族に迎えてもらった子と一緒に3匹で雨の中、側溝にはまって弱っているのを発見し連れて帰りました。
今年の8月に9才になります。

 

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写真右のクックはとにかく目つきは悪いのですが誰よりも大人しく、一歩引いている感じで正直、一緒に暮らしている他の4匹に舐められています。今年1才の子たちにも早い段階で舐められていました。ただ食欲が旺盛で食べ物に関するときだけ急に強くなり、私が目を離したすきに他の子の分を横取りすることがよくあります。
その結果でしょうか。昨年、体重が7kgになってしまいました。現在はダイエット真っ最中です。

写真左のミミは食べ物の好き嫌いがはっきりしていて、おやつは喜んで食べるのですが普段のご飯をあまり食べません。先日体重は遂に2.95kgと兄妹であるクックの半分以下になってしまいました。また、寝床も絶対に自分のお気に入りのところでしか寝ません。他の子が自分の気に入っている寝場所で寝てしまうと、どうしても許せないらしく「ニャーニャー」と鳴きながら部屋中歩き回ったり、少し離れたところからその子をずーっと睨みつけたりしています。
また、椅子に座っていると足にすり寄ってくれるのですが、その際に手で撫でると喜び、足で相手をすると突然怒って猫パンチをしてきます。どうやら彼女にとって足で相手されることはプライドが許さないようです。

 

最後に去年4月に保護した兄弟で男の子のクルミジュニです。

姉に引き取ってもらった子も含めて3匹で箱に詰められて不法投棄のごみ山の上に捨てられていました。

 

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黒猫がクルミです。この子はとにかく元気で1日中遊びまわっています。おもちゃに飽きると、何か他に面白いものはないだろうかと部屋中を見渡しながらよく歩き回っています。そしてティッシュペーパーを部屋中にばらまいたり、マスクのゴムを嚙みちぎって食べようとしたりボールペンを持ち逃げして隠してしまったりといたずらばかりです。

いたずらにも飽きて暇な時は人に相手して欲しいらしく背中に乗ってきたり、あえて少し離れたところから、こちらを向いて大きな声で鳴いて呼んだりしてきます。元気すぎて困るので、「お願いやから寝てくれへん?」と通じないことは分かっていても、ついつい毎日、本人にお願いをしてしまいます。

 

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八割れがジュニです。ジュニはクルミと本当に兄弟なのか疑いたくなるほど正反対で、とにかくよく寝ます。そして驚くほど、どんくさいのです。テーブルの端を歩いているときに方向転換をするとほぼ100%足を滑らせます。猫じゃらしで遊んでいるときにジャンプをさせると後ろ足が床から5cmほどしか離れず、たまに大ジャンプをすると空中姿勢を綺麗に保てないのか着地で必ず失敗します。
しかし、ボールやシャカシャカ鳴るねずみなどのおもちゃを渡すと態度が豹変します。普段では考えられない程機敏に動き、他の子が一緒に遊びたくて近づくと「ヴーヴー」と威嚇して一切おもちゃに触れさせません。
こちらが見かねて別のおもちゃを他の子に渡すと、それすらも奪いに来ておもちゃは全て独り占めするのです。猫にも二重人格ならぬ二重猫格があるのかと疑いたくなるほどの変わり様で初めて豹変したときは少し怖いと思ってしまいました。

 

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5匹の家族の様子が少しでも伝わっていることを願いながら、今回はこのあたりで終わりにしようと思います。
次回は5匹の子猫時代と今現在の姿の変化を写真で紹介したいと考えています。
もし興味のある方は、また読みに来て頂けると嬉しいです。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。